1980年5月18日、韓国の「光州」という都市では独裁政権による戒厳令拡大に反対するための大規模デモが行われた。政府軍の市民に対する無差別射撃で内戦とも呼べるまで拡大されたこのデモは市民軍と政府軍の対立が続き「光州市」は孤立するに至る。ネット時代の今では信じられないかも知らないが、当時外からは光州市内部の事情を知る者はいなかったという。市民への実弾発砲が噂に漏れるなか光州は戒厳軍に掌握されてしまい政府はこれをクーデタだと呼ぶなど、バックグラウンドに北朝鮮がいると真実を歪曲し報道した。独裁政権が退陣し「五一八光州民主化運動」として世界に知られたのは15年もたった1995年である。それまで、いや、今にもその影響は残っていて、子供の頃みた映画では組織暴力団は間違いなく光州なまりを使っていて、今も僕は光州なまりをしゃべる人にあうと無意識的に悪いやつだと思ってしまう事もあるくらいだ。
独島なのか竹島なのか。こんな問題に客観的事実なんかは意味無いかもしらない。国の利益やプライドなんかも知った事じゃない。歴史というのも勝ち残った者が書く物である。今を生きる個人として国が教える歴史や思想や価値観にコントロールされたりだまされたりして悔しくないか。もっと世界に出て、正しくない歴史を教わる事が個人としてどれだけ損なのか、それが守ろうとするプライドが本当に価値ある物なのか考えてみてほしい。公開された資料は山ほど有る。どうも今の韓国と日本はお互いではなく、内部用のパフォーマンスをしているように見えて、アジアに住む個人としてとても気持ちがわるい。
ここまでだとつまらないので、もう少し書くとしよう。僕は東大に留学を始めた頃、初めて気付いた事がある。日本人はドットが日本の島だと信じていたのだ!それまでは日本人も事実は韓国の物だといつことを知っていて、ただ自国の利益のためにでたらめを言うのだと思っていた。とにかく、僕はそのショックでそれに関する両国の学者たちの資料を探し自分なりに論を立てている。結論的にいうと、これはどう考えても韓国の島だ。まず、探してみてくれ。